続 着生蘭・シダ植物栽培日記 無菌播種・シダ胞子栽培編 : ムカデランの目覚めの為に(冬季管理)
②ムカデランは日照が強いと赤い色素が色濃く出て丈夫になるかどうかはわからないが成長が鈍くなり、逆に日陰で徒長気味に育てると成長速度が速く脇芽の確立も高まる。実際セッコク(原種)は確かに花付きがよくなる事から意図的に日照を高めるが、ムカデランは日照が強くても日陰で徒長気味でも花付きは変わらない。
③それにムカデランは元々緑色の茎を鑑賞して楽しむ植物なのであえて日照を強くする必要はない。
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④今現在私の簡易フレームは、冬季上部45㌫遮光、側面25㌫遮光で日照を管理。しかし入り口付近は朝から昼まで南側からの日照が差し込む事から25㌫ではムカデランにはいささかきつい。
⑤逆にマメズタランは問題なく、高湿度植物でありながら低温(20度~25度)で太陽がかんかん照りの場所を好むので、日陰で過湿、徒長気味に育てるとバクテリア、雑菌、カビ等の増殖から衰弱する可能性が高い。実際腰水栽培で過湿、徒長気味に育てたら特に冬季にかけて衰弱しそうになったので腰水を解除して乾かし気味に管理を変えた。
⑥そうすると去年発芽した子芽が湿度不足で衰弱し始めたのでまた腰水栽培に切り替える等、程よく乾湿のメ� �ハリをつけて集中管理。
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⑦今現在親株のムカデランへゴ1は入り口近くでマメズタランと同じ場所で、ムカデランヘゴ2は45㌫遮光の入り口よりも少し暗い所で徒長気味に管理しているが、脇目、成長スピードは問題ないが、根に若干の付着層類や藻が発生し始めているのでいずれ高速ジェット洗浄で洗い落とす予定。
⑧そのまま他って置くとマメズタ基本種、リュウキュウマメズタ、獅子葉マメズタ同様藻や付着藻類による物と思われる根腐れによる衰弱枯死が発生するので去年親蒔きした種のプロトコーム発生まで待つ事にする。
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⑨上記のようにムカデランの根に発生する付着藻類は徒長気味のムカデランへゴ2だけで日照の強い親株の方は全く発生しない。さらに温度が高い5~9月までは発生はないので冬季だけ付着藻類が発生しないよう注意した方がいいらしい。
⑩さらにムカデランへゴ2の方は日陰管理から腰水もしていないので、その点も考慮して親株の管理もムカデランへゴ2に習って置き場の管理を変えていく予定。
⑪そうなると冬季は3日に1回たっぷり水遣り、夏季は1日1回、春秋は夏季に準じて温度、日照、通風、湿度管理をムカデランへゴ2に合わせていけば、乾き気味に管理できる植物という事になるのでバクテリア、雑菌、カビの増殖に悩まず安定した株繁殖が期待できる。
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