石田ゆうすけのエッセイ蔵

���京に帰ってきました。
博多のピザ、うまかった！
ナポリピッツァの店に行けば、サルの一つ覚えみたいにマルゲリータかクアトロフォルマッジ（４種のチーズのせピザ）しか頼まない僕ですが、博多の名店「ダ・ガエターノ」でうまかったのは、生クリームベースのピザ。さくっとした軽い生地に、生クリームのコクがからんで、うまいのなんの。いやあ、蒙を拓かれました。

ま、その店は来月のダンチュウで紹介するとして、ここでは先日プライベートで行ったピザ屋さんのことを少し。
大阪の「リッコ」というお店。

先日、僕はこのブログにこんな話を書きました。
世界一周中、ナポリの名店「ダ・ミケーレ」でピザを食べたら魔法にかかったみたいになった（拙著『洗面器でヤギごはん』に記述）。で、日本でもあちこちでナポリピッツァを食べているのだけど、「ダ・ミケーレ」のあの感動にはまだ届かない、と。

この大阪の「リッコ」のシェフはその「ダ・ミケーレ」で修業をした人なんです。
とはいえ、水も気候も違いますからね。同じピザを出しているということはないでしょう。だからあまり期待せずに行ってみたのですが、ひと口食べた瞬間、ウホッと前につんのめり、それから天に向かって絶叫しました。
「来たーーーーーっ！」
これですこれです！　生地の上でスープ上になったトマトソース、その上でとろけるモッツァレラチーズ、そして当然モチモチの生地。いやあ、とうとう出会いました。
もちろんダミケーレで食べたピザと完全に同じではありません。でもダミケーレのエッセンスがしっかりと再現されているように思いました。とにかくうまいです。

ただ、まあピザも相当に好みが分かれる料理ですからね。一概にはなんともいえませんが、でもよかったらお試しあれ！　僕は強烈に感動しましたよ。ほんと。

お店の詳細はホームページをどうぞ→PIZZERIA & BAR RICCO
ＪＲの天満駅から徒歩２分です。
予約したほうがいいかも。僕は３回トライしてダメ（満席）で、結局予約してやっと行けたので。

くそ〜。書いていたら腹減ってきた。